カツ丼小太郎の日記

映画のDVDラベルを作っています。

ああっ、孫子の旗が‥‥

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昨日出かけた山梨県のとある道の駅で、高名な孫子の言葉を刻んだ武田家の軍旗が、何と野菜販売コーナーの目隠し兼風除けに貼り付けられていました!

もちろん冗談なのですが、たとえ販売用の旗であっても、古く中国春秋時代の軍略家である孫子の有名な言葉を、信玄の師であった恵林寺の快川国師が揮毫したという軍旗のコピーなのですから、この使い方はちょっとね、と思いました。まさか、遥か後世になってこんなことになっているとは地下の孫子も信玄も夢にも思わんでしょう。

ところで、孫子という軍略書の

一節を大書したこの高名な軍旗は何枚かが武田家由緒のある神社仏閣に現存しているので、武田軍の陣頭にはためいていたのは間違いないのですが、信玄は諏訪大社に深く帰依していたので果たして武田の本陣に立てられていたのかは不明です。ついでに書くと、この孫子の文章を「風林火山」などと略して呼びだしたのはつい最近のことなのです。でも、この一節を読むと如何にも軍の進退の妙を見事に現していて、戦国時代最強であったという信玄全盛期の武田軍の強さが偲ばれます。それ故にこの旗には敬意を表して大切にして欲しいですね。