カツ丼小太郎の日記

映画のDVDラベルを作っています。

圧倒的な人手不足

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国交省は今回のバス事故を受けてバス運行会社の一斉査察に入るそうですが、だいたい一斉査察をやると発表してしまったら対象のバス運行会社(約4500社あるらしい)は査察に備えた準備をしてしまいますよ。本来なら抜き打ちで査察しないと全然意味が無いのです。批判の回避にとりあえず一斉査察をやらざるを得ない、というスタンスとしか思えません。要するに普段からきちんと監督していないからこうなってしまうのです。形だけのお役所仕事などなんの意味もないのです。

安倍さんは化血研の血液製剤不正に対して国会で追及されると、何十年間も不正を見逃してきた厚労省の責任は免れないと答弁しました。事態が発覚してから後で批判や指導はいくらでも出来るのです。国土交通大臣はバス事故の背景に見える全ての懸念事項を徹底的に潰していただきたいと思います。

 

そもそも不慣れな大型バスの、それも条件の悪い夜間の雪道を走るスキーバスに駆り出された運転手さんだって被害者なのです。つまるところ、バス業界の圧倒的な人手不足の犠牲となり亡くなられたと言って間違いないのです。これはバス業界、運輸業にとどまらず、多くの現業部門に当てはまることと思います。過当競争で最低金額を割っても受注せざるを得ない構図、これは発注側の上流の企業も責任を痛感して欲しいのです。金額削減のシワ寄せが最終的に一般庶民の消費者に犠牲を強いて事故となるのです。営利企業の言い分は決まって想像がつきますが、法令を厳守すべきことに加え、国は違反の罰則をもっと厳しくすべきです。最低27万円のスキーバスツアーを18万円で発注するようなツアー企画会社は免許停止にしてください!