カツ丼小太郎の日記

映画のDVDラベルを作っています。

今こそSLに託す夢

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関東地方のあるJR区間で蒸気機関車D51を運転して記念列車を走らせるイベントを開催していました。全国のあちこちでSLを走らせるイベントはあると思いますが、運転出来る運転士さんはどのくらいいるのでしょうか。イベントを企画する人や宣伝する人は沢山いるのでしょうが、肝心の運転士さんがいないとSLが動きません。

かつての国鉄蒸気機関車を廃止しましたが、今になって観光イベントに、つまり観光の目玉として重宝しているようです。たしかに石炭と水の積み込みが必要でメンテナンスが大変なSLは電気機関車に取って代わられましたが、よく考えると電気機関車は停電や架線事故で電気が来ないと動けません。日本人は何でも完全にしないと気がすまない性格ですからSLを全廃してしまいましたが、半分ぐらい残しておいても良かったのではないですか。今となっては電力こそ貴重なエネルギーですから、違うチャネルのエネルギーで動くSLこそJRの今後の選択肢ではないかと思います。つまり石炭でなくても火力の強い燃料なら燃やして走れるわけですから、JRは産業廃棄物をリサイクルして強力な新型エコ燃料をぜひ開発して欲しいです。そうすれば、まだまだSLが活躍している世界各国へ輸出も出来ますよ。

話を戻すと、蒸気機関車の運転技術こそ大切に継承すべき技術なのです。以前、日本のある世界的なカメラメーカーで写真機の設計製作技術の伝承のため、新たにカメラを作ったという話がありました。なるほど技術と人を大切にするメーカーだと納得した次第です。ただ、カメラを売ってもなかなか集客には難しいですが、JRこそは日本全国に路線という恵まれたインフラがあるわけですからSLをうまく使ったら集客のできる目玉になると思います。

現在のSLイベントにしても単一路線での運転だけでなく、何日もかけて長距離を走る列車を企画しませんか。昔を懐かしむシニアの方や鉄道マニアで満席間違いなしです。一日走ったら地方の温泉地で宿泊して翌朝からまた走ればいいのです。(運転士さんも一緒に泊まる。)石炭と水は貨車に積んで引っ張っていけばよいのです。JRさん、企画して下さい。